日産の追浜工場を見学してきました。予約ですぐにいっぱいになるので、申し込んだのは2か月前。学校の予定も分からない(夏休みなのは確実だけど、サマースクールが未定)だったけど、とりあえず申し込んだ日が何もない日だったのでラッキーだった。
というわけで、見学メモ。
● ゲストハウス
見学開始は13:00で申し込んでたけど1時間も早くついてしまって、どうしようかと思ったけど、とりあえず入ったらゲストハウスで色々な展示があって時間つぶせた。
たとえば、これ。エンジンのピストン、ハンドルのラックアンドピニオンギア、ブレーキのディスクとパッド。実際に動かしてどのように動作するかを体験できるコーナー。
他に、生産ラインの模型と、この工場で作られているリーフ、ジューク、シルフィ、キューブの展示。昔、この工場で作られていた(?)バイオレット。バイオレットはレース仕様のもの。よく残してたなぁという感じのもの。
● 見学
人数が多く、2グループに分かれての見学。我が家はBグループになり、バスツアーから。
・バスツアー
バスで一度工場の敷地からでて隣接する港へ。ちょうど外国へ輸出する車を船積みしているところだった。船の側面にはPRESTIGE NEW YORKと書いてあったので、どうやらこれっぽい。
この港、出荷だけではなく、ほかの地方で作った車(たとえば九州で作ったセレナとか)を首都圏で販売するための受け入れや、ルノーの日本向けの調整(ラジオを調整すると言っていた)をしたりするそうな。
・工場見学
組立から検査までのラインの見学。
組立
組立直前まではドアをつけていて、組立のときにドアを外すらしい。最初にドアをつけるのはボディーとドアの塗装を一緒にやって色ずれをなくすため。組立のときにドアを外すのは内装の組立の邪魔になるから。
床はフローリング。作業する人の足への負担を少しでも軽減するためだそう。
部品メーカには4日先の生産計画を伝えて、必要な部品を用意してもらうそうな。
検査工程
フリーローラーテスト (タイヤの下が自由に回転するローラーになっていて、タイヤは回るけど車は前に進まなくするやつ)で、スピードメーターの検査とABSの検査をしていた。
車の前方のメータを見ていたら80km/hをキープして、その後110km/hくらいまで加速して急ブレーキをかけてロックしないことを確認していた。ABSが効いているとはいえ、瞬間的にはタイヤはロックするのでゴムの焦げたにおいが立ち込めていた。
● お土産
子供にはもれなくリーフのミニカーのプレゼントがあった。リーフの充電スタンド (の模型?)の上において本物のリーフを背景に写真を撮ってみた。
おまけ
実は、実家の車がバイオレットだったこともあり、本物のバイオレットを見られたのが感激だった。というわけで、こんな写真を撮っておいた。
ちなみに下の写真は1979年だから34年前のもの。上の写真はこれを思い出してとってみた。