数日前の日経記事に
機器購入を条件とせず、より幅広い家庭に「昼は高く夜は安い」料金プランを提供すれば...
とあるけど、すでにピークシフトプランというのが提供されているので、何を言っているかいまいち理解できなかった。
で、今日の朝日朝刊によれば、
昼に電気を使うのを減らし、夜に増やした場合、もっと多くの家庭が割引を受けられるように求める。
この割引料金を拡充する代わりに、オール電化割引を廃止するよう求める。
とあって、ようやく理解できた気がする。
日経の記事はちゃんと理解をして書いているのか疑わしく思えてくる。意図的にこういう書き方をするのだろうか。
それはさておき、日経の記事はパッと見で「夜間電力を上げますと」見えてしまうので、電気温水器やらエコキュートなところはつらくなるわけだけど、そんなことしたら昼間にお湯を沸かすようになってオフピークという考え方からすると全く逆効果。本当にオフピークしたいのであれば、夜間電力をもう少し下げればいいわけで、その分の原資を全電化機器割引の廃止に求めるというのであれば、十分に理解できる。
電力がふんだんにあったころにこれをやると、一家庭当たりの電力料金が減ってしまうので電力会社としてはおいしくなかったんだろうけど、今の状況からすると願ったりかなったりのはずなので、そう遠くない将来に新しい料金体系になるように思えてきた。