日経のIPv6社説

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Twitterにもつぶやいたけど、日経のIPv6関連の社説の話。

「NTTには国際標準に近づけるよう円滑な設備の改変を求めたい。」からの話がそれより前の記述とどう読んでもつながらない。フレッツ閉域網は昔から国際標準のIPv6規格を使っているし、それが閉域だから問題なのであって、国際標準とずれているという課題認識はちょっと違う気がする。

12ケタと32ケタも10進数と16進数で比較がおかしいし。

それに、「より重要なことは、新規格を導入した恩恵が感じられるサービスを医療や教育などの分野で生み出すことだ。当初の戦略を実現できなかった責任は重い。」も、フレッツv6オプションを使えばフレッツ網内限定のネットワークが構築できるから医療とか教育みたいなセキュアな用途に向いてそう。フレッツ網内だから絶対安全ということはないだろうけど、インターネットに比べればという意味で。

日経がNTT東西と政府に何を期待しているのかがよくわからない。

「日経のIPv6社説」への2件のフィードバック

  1. 「世界のインターネット事業者が新しい通信規格の「IPv6」を6日から採用した。」という認識から間違っているかと.

    それはともかく,個人的認識では,基本全部(IPv4でいうところの)グローバルIPな世界であるIPv6において,クライアントにデフォルトルーティング機能しかついていないのが根本原因だと思っています.なので,OS側での対策が正道かなあと.

    OS側での対策が取られない場合,企業ユースでも問題になり得るように思います.

    1. ルーティングの問題ならルータで何とかしてほしいと思うけどなぁ。
      IPoEとかPPPoE未契約ならnetwork unreachableが変えるような仕組み(ってあるのかな?)があればタイムアウトするまで待つようなこともないだろうし、やりようはありそうな気がする。

      ちなみに、IPv6 PPPoEなら今は外付けでNAT66が入ってフレッツ網とグローバルとをうまいことつないでいるけど、こんなのホームゲートウェイ(ひかり電話ルータ)でやればいいはずだし、ルータが進化していない感がある。
      (そう思ってRTX810を導入しました)

      RTX810はNAT66できないので、我が家ではフレッツ網のIPv6は完全に遮断してるけど、そういう解だってありだと思う。
      フレッツのIPv6サービスってどれくらい利用されているんだろう。

      そういえば、会社のWin7機はIPv6のスタックが無効になってた気がします。
      しばらく(数年)はこんな感じなんじゃないかな。

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