1年半ほど前にVistaのサポート期限を迎えそうになり,core i5+Windows7で新しくマシンを構築したが結局サポート期限が延長されてずるずる使い続けていた古いデスクトップのHDDがリードエラーを出し始めてしまったので,ちょっと前まで手動でミラーを組んでいて使わなくなっていた1TBのHDDにVistaを再インストールすることにした.
が,別にVistaである必要もないので,入れるOSをどうするかあれこれ考えてみた.その中で重視したのは以下の4点.
- スキャナ(CanoScan 9000F) が使えること
- 複合機 (Canon Pixus MG5430) が使えること
- Galaxy Noteのファームウェアの書き換えができること
- NetBSDのクロスビルドができること
1~3 は Windows が無難なので,Windowsでいいじゃんという話もある.4は Windows でcygwinを入れればできるらしいけど,cygwinは好きじゃないのでパス.というわけで,Windows 以外でどれがいいか少し調べつつ考えてみた.
スキャナはSANEというのを使えば行けるらしい.FreeBSD,Linuxといろいろサポートされている.
複合機はLinuxのドライバ がリリースされているので,Linuxなら難なくいけそう.FreeBSDでもがんばれば使えそうだけど,そこまでする気力はない.
Galaxy Noteは,WindowsではOdin3というツールを使っていたが,Heimdallというツールでも同じことができるらしく、しかもLinuxやMacOSでも使えるらしい.ただし,FreeBSDは未サポート.
デスクトップ環境としてFreeBSDを使うのは厳しそう.NetBSDもおそらく同様.
というわけで,この時点でLinuxにすることに決定.
Linuxは実は会社でCentOS6を使っているので,同じものを使えばいい気もするが,パッケージが古めなので違うディストリビューションにしたいと思って,あえて他を選択.
で、Redhat系でわりと新し物好きというとFedoraなのでFedora 19 のデスクトップ版をインストール.
インストーラで選べる項目が少なすぎて少し不安だったが,後からgccやらchromeやら入れて普通のパソコンとして使える状態になった.
今度は,本命のプリンタやスキャナを使えるようにするのと,Raspberry Pi用にNetBSDのカーネルをクロスビルドする環境を構築する.
何気に,ちょっとしたコンパイルやプログラムの実行にFreeBSDのサーバーを使っていたが,そんなのサーバーでやる事ではないので,気を使わずにガシガシジョブを走らせられるマシンが別にあるのは重宝しそう.