FreeBSDを動かしていたIntel NUC (DN2820FYKH) を更新した。
- BIOS Update
- HW更新
- OSをLinuxに変更
BIOS更新
BIOS version 59と60の間に戻れなくなる壁があるとリリースノートにあり。
Due to a security enhancement, it will not be possible to go to any BIOS earlier than BIOS 0060.
ということで、50→59→60→72の順にアップデートしてみた。
最初、何故かUpdateができなかったが、いろいろ設定変えてみたり、BIOSファイルを入れたUSBメモリを変えたりしているうちに書き換えできるようになった。ここは謎のまま。
いずれのバージョンもFreeBSDが起動したので問題なさそう。
HW更新 (メモリ、SSD)
いつの間にかメモリが安くなった (NUCを買った当時は4GB で6000円くらいだったのが、今は8GBで3000円くらい) こともあり、メモリを8GBのものに交換した。
それと、HDDもだいぶ使い込んだので、SSDに交換。
- Apacer DV.08G2K.KAM (DDR3 PC3-12800 SO 8GB 1.35V)
※dmidecodeではParts number: 78.C2GCZ.AU30C と表示されている。 - Samsung MZ-76E500B/IT (860EVO 500GB)
OS更新
最近はいろいろなアプリとかを使うようになり、FreeBSDだと動かないものとかもあり、Linuxに移行。個人的に気に入っているFedoraのServer Editionを入れることにした。現時点の最新 Fedora 32。
% uname -a [~] Linux rose.everblooming.net 5.8.11-200.fc32.x86_64 #1 SMP Wed Sep 23 13:51:28 UTC 2020 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
今まではWebサーバ(apache)やファイルサーバ(samba)など、いろいろなサービスを走らせていたけど、動かすサービスは最小限にし、しかも必要なときだけ立ち上げる使い方にしようかと。
また、sshもポートを変えてみた。SELinuxとかあるとちょっと面倒だったが、思ったほど手間ではなかった。コマンドだけメモ。
# vi /etc/ssh/sshd_config (Port xx を追加) # semanage port -a -t ssh_port_t -p tcp xx (SELinuxにport xxをsshのポートとして追加) # cp /usr/lib/firewalld/services/ssh.xml /etc/firewalld/services/ # vi /etc/firewalld/services/ssh.xml (<port protocol="tcp" port="xx"/> を追加) # systemctl restart sshd
なぜか /etc/sshd/sshd_config.d/にPortだけ追加したファイルをおいたら、Port 22と追加したポートと両方が有効になったので、sshd_config の方を編集した。