FreeBSD disk on Ubuntu

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FreeBSD機のデータ救出するためにUbuntu studio機につないでみた.

1. 認識

何はともあれ,dmesgを見てみる.

[    1.159211] scsi 3:0:0:0: Direct-Access     ATA      Hitachi HDS5C302 ML6O PQ: 0 ANSI: 5
[    1.159330] sd 3:0:0:0: Attached scsi generic sg2 type 0
[    1.159404] sd 3:0:0:0: [sdb] 3907029168 512-byte logical blocks: (2.00 TB/1.81 TiB)
[    1.159504] sd 3:0:0:0: [sdb] Write Protect is off
[    1.159507] sd 3:0:0:0: [sdb] Mode Sense: 00 3a 00 00
[    1.159550] sd 3:0:0:0: [sdb] Write cache: enabled, read cache: enabled, doesn't support DPO or FUA
[    1.184219]  sdb: sdb1
[    1.184219]  sdb1: <bsd: sdb5 sdb6 sdb7 sdb8 sdb9 sdb10 >

しっかりFreeBSDのパーティション (bsd: sdb5 sdb6 sdb7 sdb8 sdb9 sdb10) を認識してる.

2. マウント

順番にマウントしてみる.

root@dahlia:/# uname -a
Linux dahlia 3.11.0-14-lowlatency #6-Ubuntu SMP PREEMPT Wed Nov 20 23:59:04 UTC 2013 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
root@dahlia:/# mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb5 /mnt
root@dahlia:/# ls /mnt
COPYRIGHT  boot.config  entropy  home     media  rescue  sys  var
bin        compat       etc      lib      mnt    root    tmp
boot       dev          export   libexec  proc   sbin    usr
root@dahlia:/# umount /mnt
root@dahlia:/# mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb6 /mnt
mount: 間違ったファイルシステムタイプ、不正なオプション、
       /dev/sdb6 のスーパーブロックが不正、コードページまたは
       ヘルパープログラムの未指定、或いは他のエラー
       In some cases useful info is found in syslog - try
       dmesg | tail  or so

root@dahlia:/# mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb7 /mnt
root@dahlia:/# ls /mnt
bin     include  libexec  ports  src             src_R83p4.tar.gz
compat  lib      local    sbin   src_82R.tar.gz  src_R83p8
games   libdata  obj      share  src_R83p4
root@dahlia:/# umount /mnt
root@dahlia:/# mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb8 /mnt
root@dahlia:/# ls /mnt
account  backups  db     heimdal     mail   nmbd      rwho   yp
at       crash    empty  log         msgs   preserve  spool
audit    cron     games  lost+found  named  run       tmp
root@dahlia:/# umount /mnt
root@dahlia:/# mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb9 /mnt
root@dahlia:/# ls /mnt
samba  ueda
root@dahlia:/# umount /mnt
root@dahlia:/# mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb10 /mnt
root@dahlia:/# ls /mnt
db  samba  www

内容的に以前のマウントポイントはこんな感じの様子.

  • sdb5: /
  • sdb6: swap
  • sdb7: /usr
  • sdb8: /var
  • sdb9: /home
  • sdb10: /export

マウントポイントを作って一気にマウントするスクリプトを作っておいた.

rose@dahlia:~# mkdir /rose
root@dahlia:~# cat mount_rose_disk.sh 
#!/bin/sh

mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb5 /rose
mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb7 /rose/usr
mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb8 /rose/var
mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb9 /rose/home
mount -r -t ufs -o ufstype=ufs2 /dev/sdb10 /rose/export

ここまでくれば後は吸い出すだけだから大丈夫か.

3. 文字コードの変換

と思いきや,ファイルを読み込んでいくとEUC-JPなファイル名がゴロゴロ出てくる.そのままでは困るので convmv というツールを入れた.デフォルトでは実際に変更をかけないという超安全設計なツール.これでsamba経由で書き込んだ日本語ファイル名が元に戻った.

(事前確認)
> convmv -r -f euc-jp -t utf8 *
(実際に変換する)
> convmv --notest -r -f euc-jp -t utf8 *

 

Atom機 故障

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我が家の大掃除中にportupgradeを仕掛けて,合間に様子を見に来たらプロンプトが無応答になっていた.pingも無応答なので,マシンを見に行ったところ電源LEDはついている.

シリアルケーブルをつないでシリアルコンソールをたたいてみたがやはり無応答.しょうがないので電源ボタン長押しで電源を切り,少し間をおいて電源を入れてみたがシリアルコンソールには何も出てこない.

これはいよいよまずいと思い,液晶モニタを持ち込んでつないでみるとBIOS画面で止まっていた.

切り分けのため,HDDを抜いてもダメ,メモリを別のものに入れ替えてもダメ.どうやらマザーボードが壊れたっぽい.

直近のCharlie Rootからのメールによれば,

Checking status of gmirror(8) devices:
      Name    Status  Components
mirror/gm0  COMPLETE  ad10 (ACTIVE)
                      ad12 (ACTIVE)

SMART status:
Checking health of /dev/ad10: OK
Checking health of /dev/ad12: OK

とあるので,HDDが壊れていることは考えにくい.

マシンを立ち上げたのが2011/7/7だから2年半で壊れたことになる.マザーボードは中古で買ったもので,前オーナーが結構使い込んでいたのかな.HDDは2年以上経っているのでそろそろ危ないと思っていたけど,むしろこっちのほうが大丈夫だったか.いずれにせよ,夏を乗り切っていたので大丈夫と思っていたんだけどなぁ...

というわけで,NASのリプレースの作戦.

  1. 新NAS機の用意
  2. 旧データの救出
  3. 新NASへデータ移行

で進めてみる.

1. 新NAS機候補

新NAS機の候補はReadyNASの102312.102はARMベース,312はx86ベース.どちらもHDDは2本まで.

102の方は,定価26,900円で,NTT-Xで12,600円.HDD 2TB (@9800円)を2台付けると32,200円になる.一方,312は定価84000円だが,NTT-Xで39,800円.しかもHDD 2TBをつけると34,821円になるという.同じHDD 2TBを2台にすると44,621円になる.

この価格差なら312にしたいので,今のところ

  • ReadyNAS 312 2ベイ Diskless RN31200-100AJS
  • 3.5インチ内蔵HDD 2TB SATA6.0Gb/s WD20EFRX-R 2台

が有力.

こいつに移行するとファイルサーバー以外のサーバーとして動かすマシンがなくなってしまうので,もう1台省電力なマシンを組みたいところだが,こっちは追々.Celeronとかの安いノートPCでいいかなと思っている.

2. 旧データの救出

旧データといっても,メインのデスクトップのデータのコピーと,スマートフォン内のデータの自動バックアップがメイン.今のところなくて困るデータではないがこのマシンにしかないデータもあるので吸い出しておきたい./etcとか/usr/local/etcとか/homeとか.

ディスクはgmirrorでミラーリングしていたが,ファイルシステム自体は普通のUFS.こいつをマウントさえできればいいはずなので,最近立ち上げたUbuntu studio機で復旧を試みようかと思う.

googleで”ubuntu freebsd mount ufs” とかで検索するとゴロゴロ出てくるので,まずは見えるかどうか確認し,見えたら必要なファイル(このマシンにしかないファイル)を別マシンにコピーする.

3. 新NAS機への移行

最近のReadyNASはReadyCLOUDモードなる機能があるようで,要はインターネット上のどこからでもアクセスできるようになるらしい.こいつの使い勝手がどうなのか,マニュアルを読んで新NAS機を構築しようかと思う.

バラの植え付け (2013)

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先週,バラが届いたのでその翌日に植え付けた.

パパメイアン以外は既にバラを植えている植え込みの空いたところに植え,パパメイアンはゴミ捨て場横の芝生を少しはがして植え込みを作ってから植え付けた.

穴を掘ってみるとやはり粘土質の土と大きな石がゴロゴロと出てくるので,大きい石以外を取り除いて土を入れ替えた.新しく入れた土は小粒の赤玉土.赤玉土は14リッター入りの袋3つ買ってきて使い切った.古い土は買ったお店で引き取ってもらった.

パパメイアンを植え付けたところは土も柔らかく掘りやすかったので,そのまま土を使ったが,水やりをすると沼みたいになったのであまりいい土ではなかったみたい.もう一度掘り起こして土を入れ替えたいところだけど,時間もないので今年はそのまま様子を見ようと思う.これでうまく育てばこの土でもいいってことでちょっと実験.

で,写真に撮るのを忘れていたので今日撮ってきた.

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